こんにちは。北海道に移住してスノボを楽しんでいるよしみんです。
移住前、神奈川に住んでいる時には、北海道にスノーボード旅行…といえば、ニセコやルスツ、キロロなどの、いわゆる「スノーリゾート」しか知りませんでした。
しかし、移住してから「町営のスキー場」がとても多いことを知りました!!
今回は、私が住む町の町営スキー場「沼田町営高穂スキー場」について紹介します。
この記事は
- 北海道のローカルなスキー場の情報が欲しい
- 沼田高穂スキー場がどんなゲレンデか知りたい
という方のお役に立てれば幸いです★
沼田町営高穂スキー場は初心者の練習に最適!
沼田町営高穂スキー場はとても小さなスキー場です。
上の写真は、お天気の良い日に、私がリフトを降りたところからロッジ方面の全体が写るように撮った写真です。
大きなスキー場で滑ることに慣れている人には、ちょっと物足りなさを感じるかもしれないですね。
そんな「沼田町営高穂スキー場」ですが、初心者にオススメできる理由は、以下の4点です!
- コースの幅が広くてゆったりしている
- コースが短いので、たくさん滑ることができる
- 滑り出し以外は、傾斜がゆるやかなところが多い
- 混み合うことがあまりないので、ぶつかる心配が少ない
沼田町の小学校・中学校でも、毎年3学期に「スキー授業」がありますが、学校からバスで高穂スキー場に行って滑っていますよ。
沼田町の小中学生はこのスキー授業のおかげで、「スキーが全く滑れない(T_T)」という子はいないです!スゴイ!!
沼田町営高穂スキー場は、全体的にゆるやかなゲレンデなので、これからスキーを始める小さな子や、滑ることにやっと慣れてきたという初心者スキーヤー・スノーボーダーにとてもおすすめのスキー場といえます!
沼田町営高穂スキー場のスキー学校はレベルが高いと評判!
沼田町営高穂スキー場に設置されている「沼田スキー学校」では、幼稚園生から大人までの各種レッスンがあり、とてもレベルが高いと評価されていて、町外から通っている人もたくさんいるんですよ(^o^)
「沼田スキー学校」の評判が良い理由は。。。
- 教えている先生のスキーレベルが高い
- 小さい子にも、個々のレベルに合わせてアドバイスができる
- 月、水、金の夜と土日にレッスンを行っていて、早いレベルアップが望める
実際に娘も、学校でスキー授業をする前に「はじめてスキー」のクラスを受講しましたが、3日間のレッスンでスイスイ滑れるようなり、学校の授業でも上から2番目のグループに入ることができました(^o^)
娘が受講したスキー学校の「はじめてスキー」のクラスは、ほとんどが幼稚園生でした。
小学生以上は、それぞれのレベルに合わせたクラスで練習していますね。
小学校低学年でジュニアスキー検定の1級に合格したり、さらには高学年で級別テストの1級・2級に合格する子たちが毎年いますので、沼田スキー学校の指導はとても熱心であるといえるでしょう。
沼田町営高穂スキー場は、就学前の小さいこどもの練習やソリ遊びにも向いている?
沼田町営高穂スキー場は、全体的にゆるやかで、幅の広いゲレンデとなっていますので、小さい子の練習にピッタリです!
また、小学生の子どもの練習に付き添って来たお母さんが、一緒に小さい赤ちゃんを連れてきても、ロッジに畳の小上がりスペースがあるので、赤ちゃんを寝かせながら待機することができますよ。
ロッジは暖房がしっかり効いていて暖かく、自販機と売店もあるので、待機するにはちょうどイイです!
また、リフト乗り場からスキー学校の校舎あたりまではゆるやかな坂スペースがあるので、リフトにはまだ乗れないような「はじめてスキー」の練習や、スキーはまだできない2〜3歳の子がそり遊びをできるスペースとなっていますので、小さい子を連れた家族でも十分楽しむことができます!
※ただし、遊具のレンタルなどはありませんので、ソリなどは各自準備が必要です。
沼田町営高穂スキー場は2022年冬にリニューアル!
小さな田舎町のスキー場ですが、この度、2022年冬に大幅なリニューアルが行われます!
どんなリニューアルが行われるかというと。。。
- リフトの架替え
- ロッジの建替え
の2つが行われる予定となっています。
リフトの架替
沼田町営高穂スキー場のリフトは、昭和54年に設置されたリフトです。
現在では珍しい、一人乗り用の”シングルリフト”です。
そんなレアなシングルリフトですが、今回リニューアルされる理由が2つあります。
- 1つめは、建設後40年以上が経ち、老朽化が著しいこと
- 2つめは、幼児や児童など一人で乗るのに不安だ、という意見が多いこと
2022年冬にオープンする時には、最新の安全装置が施された二人乗りのペアリフトに変わります!
落下防止装置の付いたセーフティーバーがついたシートに変更されたり、リフト乗降時に減速運転の切り替えができるようになるので、いままで以上に初心者に優しいスキー場になることでしょう!
ロッジの建替え
ロッジも、リフト同様に老朽化が懸念されていたため、リフトの架替えと同時に建替えが行われる予定となっています。
現在のロッジは、駐車場から少し坂を登ったところに位置しているため、道具を持ってその坂をあがるのが少し大変でした。
新ロッジは、駐車場から坂を登らずにアクセスできるようになり、スキー学校の窓口もロッジに併設される予定になっていますので、いままでよりも使いやすいロッジに生まれ変わるでしょう!
新しくなるスキー場に、たくさんのお客さんが遊びに来てくれることを期待したいですね♬
沼田町営高穂スキー場は、パウダースノーが楽しめる!
豪雪地帯の沼田町。
一晩で50 cm 以上雪が積もることもしばしば。
吹雪の日はさすがに無理に滑りに行くことはありませんが、そんな雪が降った翌日に晴れた時には、沼田町営高穂スキー場でも最高のパウダースノーを味わうことができます!
圧雪された綺麗なコースも気持ちよく滑ることができますが、ゲレンデ脇には圧雪されていないサラサラ・フワフワの雪が積もっていて、そこを滑るのがまた格別に気持ちがイイんですよ★
近年、「ジャパウ(Japow=japan powder snow)」という言葉ができたように、日本のスキー場の雪質の良さが、諸外国のスキーヤーたちに人気となっていますよね。
移住前、私の夫は毎年「ニセコ」に3泊4日のスノーボード旅行をするのがお決まりでしたが、沼田町に住んでからは、
「沼田町営高穂スキー場の雪で十分楽しめる★」と言って、大きなスキー場にはあまり行かなくなりました(笑)
リフト1本の小さな小さなスキー場ですが、積もった次の日の雪質は最高です★
混み合うこともなく、好きなように滑れるのが何よりの魅力ですよ〜(^o^)
沼田町営高穂スキー場の残念なところ。。。
せっかくのパウダースノーが楽しめるローカルスキー場なのですが、わたしが残念だと感じていることがあります。。。
それはズバリ!「利用者が少ないこと」
平日のナイター営業の時は、ほとんどがスキー学校の子供達で、一般のお客さんはとても少ないように感じます。
時々スキー学校に付き添ってきたパパやママが滑っているのを見ることもありますが、ほとんどはロッジで待っているか、スキー学校が終わる頃にお迎えに来るかのどちらかです。
たまに滑っているパパやママを見ると、とても上手な人が多いので、「付き添いでも、せっかくスキー場に来てるんだから、滑らないのはもったいないなぁ〜」と思っています。
そしてもう1つ、私が残念に感じているのは「ママスノーボーダー」がいないこと。
パパは、いつも一緒に滑るスノボ仲間が結構できたので、滑りに行けば必ず誰かと会って一緒に滑る、というスノボライフを満喫しています。
娘も、学年は違っても、お友達とスノーボードをしたりスキーをしたり…両方を使い分けて楽しんでいる様子です。
でも、ママは子供が滑っている間、ロッジでおしゃべり。。。が定番。
一緒に滑るママボーダー仲間が欲しいです!!
北海道でスノーボードしているママさん!
沼田町営高穂スキー場で、ぜひ一緒に滑りましょう!!
沼田町営高穂スキー場 基本情報
沼田町営高穂スキー場の概要は、次のとおりです。
コース
- レベル:初級、中級、上級
- 全長:約500メートル
- 標高差:80メートル
- 最大斜度: 21度
初級・中級・上級・・・と記載がありますが、初級〜中級向けといえるスキー場なので、上級者の方はちょっと物足りないかもしれません。
幅が広いコースなので、練習するには最適なスキー場ですよ★
設備
○リフト(シングル):1基※山頂まで3分30秒
○ロッジ:1棟
・食堂:あり
・主なメニュー:ラーメン・カレーライス・うどん・そば各種
・売店:お菓子、カップラーメン、肉まんなど
※12月31日から1月2日の間、食堂は休業です。
○ナイター:あり
基本的に、平日はナイター営業、土日祝日は昼営業です。
※2021〜2022シーズンは、売店・食堂が臨時で休業になった期間がありました。
その他
- スキー学校:あり
- スノーボード:全面滑走可能
2021〜2022シーズンは、スノースクートをしている人もチラホラ見かけました!
スキー場に道具のレンタル類はありませんので、ご注意ください!!
営業時間
- オープンから1月中旬まで →10時00分から16時00分
- 1月中旬からクローズまで
- 平日 16時00分から20時30分
- 土曜日・日曜日・祝日(振替休日含) 10時00分から16時00分
※但し、12月31日は15時00分まで営業。1月1日、2日は休業
料金
リフト券は、昔ながらの紙のタイプです。
リフト券を買うと、係のお兄さんが、日付のハンコを押して渡してくれるのが、またレトロな雰囲気でイイ味となっています♪
券種 | 大人(高校生以上) | こども(中学生まで) |
1回券 | 100円 | 50円 |
11回券 | 1,000円 | 500円 |
1日券(昼営業時) | 1,500円 | 750円 |
ナイター券(夜営業時) | 700円 | 350円 |
1ヶ月券 | 7,500円 | 3,750円 |
シーズン券 | 15,000円 | 7,500円 |
町民の割引はありませんので、町外の方でも料金は同一です。
※営業初日、営業最終日はリフト券無料
※シーズン券は、スキー場オープン前に沼田町教育委員会に申し込むと、リフト券売り場で待たずに受け取ることができます。
沼田町営高穂スキー場 まとめ
今回は私が住む町、沼田町にある「沼田町営高穂スキー場」について紹介しました。
冬の沼田町はとにかく「雪が多い町」ですが、たくさんのスキーヤー・スノーボーダーの方に沼田町のスキー場を知っていただき、遊びに来ていただけたら嬉しいです!
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