子供がいる家庭は、転勤などで引っ越しをして転校の準備をするとき、転校先に合わせた学用品を揃えるのが大変ですよね。
学校によっては、指定の体操着や上履きなどを購入する必要もあるでしょう。
私も、2020年の春に家族で神奈川県から北海道に移住したので、娘(引越当時に小4)の転校の準備を経験しました。
今回は北海道の小学校に転校して驚いた、体操着やその他の学用品の準備の違いについてご紹介しますね!
体操着がない?体育の時間は何を着るの?
私が住む北海道の小学校には、「体操着」という、体育の時間に着るための指定の服がありません!
えっ? じゃあ、体育の時間って何を着てるの?
と不思議に思いませんか?
答えは…体育の授業がある日は、各自ジャージなどの動きやすい服装で登校して、そのまま体育の授業を受けています!
体育の授業の前後に「着替え」の時間がないんです!
私の娘は現在小学6年生になりましたが、2年間の学校生活では、夏は普通の半袖Tシャツに短パン、冬はトレーナーにレギンス、といった格好で登校して、そのままの服で体育の授業をしていますよ。
私は「汗をかいたり、走って転んだりして汚れても、着替えないでそのまま授業するのか…」と最初は違和感を感じました(^_^;)
こどもにとっては『着替えの時間がない』というのは楽ですよね。
ちなみに、私の娘の小学校には体操着はありませんが、「紅白帽」はあって、体育の時間は必ずかぶっています!!
なぜ北海道の小学校には体操着がないの?
なぜ北海道の小学校には体操着がないのか?
色々と調べてみたのですが、なぜ北海道には「体操着」がないのかという明確な理由を知ることができませんでした(泣)
こんな小さな事ですがとても気になるので、これからも調べてみて、わかったら随時更新していきますね!
体操着だけじゃない!転校の準備で知っておくと安心なこと3つ!
私が、娘の転校準備で一番驚いたのは「体操着」がないことでしたが、その他にも、北海道の小学校で必要なかったものが色々ありますので、特にその中でも知っておくと安心な3つを紹介しますね。
学校によっては違いがあると思いますが、私が実際に「へぇ〜」と思ったことを3つ紹介します!
上履きは普通のスニーカー
娘の小学校では、いわゆる「バレエシューズ」といわれる室内履きは使っていませんでした。
室内履きのことは「上ばき」と言わずに「上ぐつ」と呼んでいて、外で履くのと同じスニーカーを室内用として使用しています。
もちろん、体育館で体育の授業の時も、靴はそのまま「上ぐつ」で体育をやります!
ちなみに、地域によっては室内用のスニーカーは「靴の底が白」と指定される学校もあるらしいのですが、私の娘の小学校では、そのような靴底の色指定はありませんでした。
ABCマートやASBeeなどの靴屋さんには、ジュニア靴が並ぶ一角に「底白靴コーナー」という上ぐつ向けのスニーカーが集められたコーナーがあるお店もありました★
ちなみに、バレエシューズも普通に売ってます!
上ぐつについては、娘の学校は細かい指定がありません。
- ひもぐつでも、マジックテープのくつでもOK
- 靴底の色指定もなし
- バレエシューズを履いてもOK
とホントに自由なので、娘はいつもお気に入りのスニーカーを選んで履いています!
防災頭巾は不要?
神奈川の小学校では、椅子の背に取り付けていた「防災頭巾」も、北海道の小学校では準備の必要がありませんでした。
ちなみに…もう40年くらい前ですが、私が子供の頃通っていた都内の小学校は、防災頭巾ではなくヘルメットで、椅子の座面の下にベルトのようなもので引っ掛けていた記憶があります。
北海道の、娘がいま通っている小学校では、特に教室には防災頭巾もヘルメットも置いていないですね。
北海道(特に私が住んでいる地域)は地震が比較的少ないからでしょうか…?
学校でも、避難訓練などを頻繁にやっている様子はありませんので、「地震が少ない」という地域性から、防災頭巾は必要ないのでしょうね。
連絡帳を書かない!!
転校先の学校に通い始めてからビックリしたのが、「連絡帳を使わない」ということ。
私の娘が通っていた神奈川の小学校は、人数が多い学校だったこともありますが、先生とのやりとりは「電話ではなく、連絡帳でお願いします」いう学校でした。
そのため、娘が体調不良で欠席の時は、連絡帳に理由を書いて朝お友達に預けて、夕方に、お友達経由で先生からのお返事が書かれた連絡帳とその日に配られたプリントが返ってくる、というのが普通だったんですよね。
また子供たちも、帰りの会の時に、【連絡帳に次の日の時間割や特別な持ち物などを毎日書いて帰ってくる】のが習慣でした。
いま通っている北海道の小学校では、時間割や特別に用意するものは、毎週金曜日に先生から学級通信のプリントが配られて、そこに次週の時間割や持ち物などが全て書かれているんです!
こどもたちは、毎日連絡帳を書かなくて楽ですよね。うらやましい!
この習慣は、ここ数年のことではなく、かなり前から北海道では当たり前の様子。
同級生のお母さんたちの話でも「自分が子どもの時から、週末にプリントもらうのが普通だったよ〜」と言われたので、娘の学校だけでなく、この地域は昔からプリントを配られるのが当たり前なんですね。
何かあったときのために、私は一応連絡帳をランドセルに入れて娘に持たせていますが、転校して2年間、一度も使ったことがありません…
お引越しの時、娘がお友達にお別れのプレゼントでもらった連絡帳も、残念ながらタンスにしまったままになっています(泣)
体操着がないのは北海道だけ?まとめ
今回、北海道の小学校に「体操着がない!」と驚いたので、転校の準備で知っておくと安心なことを3つご紹介しました。
同じ北海道内でも、地域によって使う学用品などが少しずつ違うこともあるでしょう。
私は、関東との違いが色々あって戸惑いましたが、準備するものが少なくて済んだので、結果としては良かったです!
これから、お子さんが転校や入学などで北海道の小学校に行く方のお役に立てれば幸いです。
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